AIに作ってもらったダッシュボード、実はデータの取り方が利用規約違反でした
AIに任せていたら、知らないうちに利用規約違反をしていました。自分のデータだから大丈夫、は思い込みでした。
こんにちは、ちーみつです。
自分専用のダッシュボードを作ったら、AIがやってくれたデータの取得方法が実は禁止されているやり方でした。
なぜそう言えるのか、noteとSubstackの規約を調べて確認しています。
自分に都合のいい解釈をしないために、今回AIへのルールにも明記しました。
AIに任せた方法に、後から引っかかりを覚えた
自分専用のダッシュボードを作ってみました。
noteやSubstackの投稿データを表示させてみたのですが、AIに任せてやってもらった取得方法が利用規約に違反するかもと思い、調べてみました。
結果、はっきりと禁止されているやり方だったんです。
きっかけは、Xで非公開API(データをやり取りする専用の入り口のことです)を使った自動化を勧めている投稿を見かけたことです。
私はダッシュボードを作ったとき、この非公開API利用が禁止行為にあたる可能性を感じて既にやめていたので、その投稿が引っかかりました。
自分の中でもハッキリしていなかったので、本当に禁止されているのか改めて調べました。
実際にやっていたことと、調べてわかったこと
最初にAIに任せてやってもらった方法は、ログインした状態のブラウザのCookie(ログイン情報のようなものです)を使って、画面には表示されていない裏側のAPIに直接アクセスする、というものでした。
本来は画面を開かないと見られないデータを、ログイン情報を持たせたままプログラムで直接取得できてしまっていたんです。
利用規約でデータ自動取得について調べたことを以下に書きます。
はっきり書かれていたのはSubstackの方でした。
Substack Terms of Use
Acceptable Use Policyセクション
“Crawls,” “scrapes,” or “spiders” any page, data, or portion of Substack (through use of manual or automated means);
Substackのページ、データ、または一部を(手動または自動の手段を使用して)クロール、スクレイピング、またはスパイダーする。
手動だけでなく自動化された手段(automated means)を用いてサイト上のデータを収集したりアクセスしたりする行為は明示的に禁止されています。
noteの規約も確認しましたが、こちらも同じように禁止されていました。
おそらく他のサービスでも、多かれ少なかれ同じように禁止されているはずです。
「はっきり書かれていないから大丈夫」は自分に都合のいい判断でした
該当のXアカウントは影響力があるのかどうかまでは見てなかったのですが、例え影響力がある人であっても禁止行為と取れることを勧めてるので、自分で確認する必要があります。
と言っても、禁止事項だと気付けないことがほとんどではないでしょうか。
私は今まで知らないうちに禁止行為をしていて、アカウントを削除・停止されたことが何度かあります。
それ以来気にするようになりました。
最近だとAmazonアソシエイトのアカウントが凍結され、復帰できません。
規約を調べて大丈夫だと思って貼ったリンクが、実は禁止事項だったんです。
身をもって体験しないと、意識が向かないんだと思います。
はっきり書かれていないから大丈夫という判断をするのは、私は間違いだと思っています。
自分に都合のいい判断ではなく、相手がどんなことを禁止したいのか。
サーバーへの想定外の負荷や障害、不利益につながること、本来の方法以外でサービス利用はしてはいけません。
やったらダメなことはちゃんと書いてあります。
公式API以外でのデータ取得も、非公開のCookie利用も、どちらもダメです。
こんなことを全部書き切れないですし、書いてあっても読まないですよね。
だから、自分に都合のいい解釈をしてはいけないんだと思います。
最後に
今回書いたことは、例え自分のデータを取得する場合でも、多くのサイトで禁止されています。
私はそう思っているので、グローバルのAGENTS.mdやCLAUDE.mdにこう書いておきました。
【非公開API・スクレイピング禁止】: データ取得・自動化を実装する際、公式に公開されていないAPI(非公開API、ログイン必須の内部API、画面上に露出していないエンドポイントなど)へのアクセスや、Cookieを使った自動クロール・スクレイピングは行わない。自分自身のアカウント・自分のデータであっても例外にしない。多くのサービスの利用規約で「技術的措置の回避」「自動的な手段でのクロール・スクレイピング」として明示的に禁止されている。実装前に必ず公式API・公式エクスポート機能の有無を確認し、無い場合は自動取得を諦め、ユーザー本人による手動操作(コピペ・手動ダウンロード等)に留める。AIに任せていると、こういうふうに知らず知らずのうちに違反行為をしていることがあります。
任せる前に、一度立ち止まって確認するようにします。
それを忘れないようにしたいと思います。
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