こんにちは、ちーみつです。
AIを少しずつ取り入れて日常をラクに。
生まれた余裕がやさしさを広げ、そのやさしさが広がって世の中をちょっと良くしていく──
そんな未来を願って、発信しています。
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## 知人から届いた「グラフが読めない…」のSOS
ある日、知人からこんなメッセージが届きました。
「ChatGPTにCSVを渡してグラフを作ったんだけど、日本語が文字化けしてしまって…」
なんとかグラフの形は作れたそうなのですが、肝心のラベルや数値が文字化けして読めない。
それで「私に作ってもらえないか」と、依頼がきました。
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## Geminiを使ってみたけど…
最初に試したのはGemini。データを渡して「グラフを作って」とお願いしてみたところ、
Pythonコードで解決しようとしてくれました。
でも、表示するには「コードを書く→実行環境を準備→実行する」のステップが必要で、
このままではグラフをすぐに確認できません。
「コードが必要なら、Windsurfでいけるかも」と思い、切り替えてみました。
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## Windsurfで一発解決。しかも日本語OK
Windsurfでは、まず専用の作業フォルダを作成。そこにCSVファイルを入れると、
csv対応の拡張機能のインストールを促されました。
表示されたおすすめ拡張をインストールしたら準備完了。
「csvからグラフを作って」と入力すると、グラフ自体は最初から日本語で表示されました。
ただ、Windsurfからの返答メッセージは英語。
そこで「日本語で答えて」と伝えると、すぐに日本語対応に切り替わり、
そのまま文字化けのないグラフをブラウザで確認できました。
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## 印刷時の崩れにも、しっかり対応
最終的にはこのグラフをPDFにして納品したのですが、
印刷プレビュー時に枠からはみ出すというトラブルが発生。
コードに問題があるわけではないのに、表示が崩れてしまう…
でもWindsurfは、この“印刷時だけのズレ”に対しても、
原因と調整方法をきちんと教えてくれました。
おかげでグラフの見た目を整えたPDFが完成し、依頼元にも無事送信。
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## 🧭 使い分けのコツは「手間の少なさ」で選ぶこと
今回は、ChatGPTではうまくいかず、Geminiも「あと少し届かない」感覚がありました。
最終的にWindsurfを使って、知識がなくてもグラフ生成からPDF出力まで完了。
- 実作業:20分ほど
- 依頼のメッセージを受け取ってから送信完了まで:約30分
このスピード感が出せたのは、普段から複数のAIを触っていたからこそ。
「これが早そう」と迷わず切り替えられたのが、最大の時短ポイントでした。
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## 🗂 AIは“使い分け”で真価を発揮する
「1つのAIで何でもやろうとしない」
最近はこの考え方が、すごくしっくりきています。
ChatGPT・Gemini・Windsurf──
それぞれ得意なことが違うからこそ、「この作業にはこれ」と選べるようになると、
AIとの距離がぐっと縮まります。
難しい知識がなくても、「困ったらこのAIかな」と浮かぶようになれば十分。
気軽に相談できる“相棒”を、何人か用意しておくような感覚です。
読んでくれて、ありがとうございます。